介護職の日常

高齢者入居施設に勤める介護支援専門員の仕事と家庭。

「ケアニン」を観て思う事

「ケアニン」とは介護、医療、リハビリ等ケアを必要とする人のお世話をする立場の人を指す。 高齢者福祉団体である公益社団法人全国老人福祉施設協議会とコラボして一話数分のショートムービーが制作、公開された。職場に大きなポスターが貼ってある。お昼ご…

採用通知を素直に喜べない理由

採用通知が届いた。 採用面接から1ヵ月以上経過している。 その間、現場見学をさせて貰ったり、健康診断をして結果を提出したり、電話がかかって「もしかしてやっぱり辞めようか、とか思ってます?」と探りを入れられたり。 逆に「私でいいんですか?」と尋…

時代と共に給食への思いが変わる

昔好きだった給食のメニュー・・・しいて言うなら、揚げパン。 私が小学生だった昭和50年代はコッペパンと瓶牛乳は毎日だった。このパンが苦痛だった。食べられなくても、残す事は許されず、昼休みになっても、その後掃除の時間で机が教室の後ろに下げられよ…

「飴ちゃん頂戴」101歳の願い

90代後半の男性入居者の退去に伴い、次に入居したのは101歳女性りきさん。要介護2。 同居の娘様は79歳。「私ももう腰や膝が痛くて」と言われる。 デイサービスやショートステイを利用しながら入居施設の空きを待っていた。 よくここまで居宅で頑張ってこら…

続・偏見

採用面接から日にちが経ち、何度も連絡を貰っていたにも関わらずこちらの携帯電話が受診していなかったせいで諦めかけていた。 採用担当者に電話し謝罪すると、まだ採用審査は続いているとの事で、現場見学を打診された。 受付から火葬、収骨迄の一連の流れ…

偏見?

採用面接を受けた。 応募した際に電話で「斎場ですけどいいですか?」と尋ねられたのがずっと引っかかっていた。 面接でも同じ質問があった。 「葬儀社ではなく斎場です。火葬場のスタッフですが、大丈夫ですか?」 通夜や葬儀をする葬儀社より、私は究極最…

もう辞めようと思った出来事

お題「わたしの仕事場」 もう、辞めよう! ようやく踏ん切りがついた。 これまで何度も沈んでは浮き上がりアップアップしながら仕事を続けてきた。 それが、もう、こんな職場どうでもいい! とさえ思える出来事が起きた。 土曜日の朝、少し早めに支度して出…

コロナ対策、人の振り見て我が振りを自戒する

久しぶりにママ友とお茶した。 彼女は小学校で補助教員をしている。 コロナに過敏で、以前のようにドライブやランチに行く事も、以前一緒に参加した市が主催するウオーキングにも参加を渋るようになった。 立場上、理解は出来るが、私だって職業柄コロナには…

娘を思う母の葛藤

今週のお題「サボりたいこと」 娘が初めて彼氏を伴って帰省した。 帰省前、帰省後にPCR検査。 そうまでして帰省してくる理由は? 私は黄金週間の中で有給と公休を組み合わせて5連休になっていたが、急ぐ事務が滞っていたので初日の有給を取り下げて出勤した…

他者から見える私と本当の私

ゴールデンウイークでも入居施設は稼働中。 祝日は上が居ないし外線電話がかかる頻度も低い。会議も無い。 溜まった事務、特に月末締めの仕事を片付けたい。 いつも緊張ムードの事務所だが今日は穏やかで、何かの用事で入って来る職員もおしゃべりしていく。…

スマートに仕事をこなせる人材になりたい

施設ケアマネは介護職のシフトに入りながら担当者会議を開催したり会議録やモニタリングを記録ファイルし、施設職員の意見と本人の状態を把握して家族と連絡を取り支援計画を作成する。そのための事務をする日をシフトとは別に月に数日組み込む。現場の人数…

ゴミをゴミ箱に捨てる文化は世界共通ではない

介護現場にも外国籍の技能実習生が入職する。半年間は一人換算が出来ない。必ず職員が同行し同じシフトになるよう組まれる。3年後には介護福祉士国家資格を目指す。 2年前の春、外国人技能実習生が来ると決まってから、コロナで入国延期が続き2年の間に「も…

コロナと介護現場の混乱

コロナを身近に感じた。 4連勤を終え、明日は休みだと解放感に浸り、ビールを飲んで・・・第3か4かのビール・・・夕飯食べて、くつろいでいた夜8時過ぎ、携帯が鳴った。 ユニットリーダーからだった。 「申し訳ないんだけど、明日出れる?」 管楽器を習っ…

息子の就職 子育てを振り返る

エイプリルフールだけど、リアルに入所式があった。 4月1日は息子の地元市役所の職員として初めての出勤日。 私はたまたま休みだったので朝から洗濯や炊事をしながら、出掛けに記念写真を撮ろうと準備をして、身支度をする息子の様子を見ていた。 息子はカッ…

高齢者入居施設にカメラを設置する是非

高齢者入居施設で個人の居室に定点カメラを設置する所はどれくらいあるのか。 施設側が見守りを目的として設置する場合。 入居者家族の希望でその方の居室だけに設置する場合。 施設が設備として設置している場合は入居の際に本人、家族に同意を得る。入職す…

面会制限 職員の葛藤

少し前、入所していたぎちさんが亡くなった。 前月に102歳の誕生日を迎え、お祝いして笑顔も見られていた。 その頃緊急事態宣言が解除されて面会制限は緩和されてはいたが、他者と時間が被らないよう予約した上で、15分以内でスクリーン越しに面会するという…

医療費の確定申告には健康保険組合からの「医療費のお知らせ」

医療費の確定申告にリベンジした。 先月E-taxでスマホで挑戦し「申告書等送信票」を持って行った税務署前で追突され、その上その送信票は提出する必要も還付も無かった。 ただの悲しい出来事 納得出来ず、snow36様のご助言に勇気を貰い、行ってきました! 今…

勉強楽しい 大人>子供

今週のお題「試験の思い出」大人だってずっと勉強️ 大人になってからの方が、勉強するのが楽しかった。 調理の仕事をしながら、調理師資格を取りたいと思った。2年働いたら受験資格があるというので、2年続けて働いて、辞めて、試験勉強をした。600床の地…

事故に学ぶ

買ったばかりの愛車に追突される憂き目を見た。 確定申告が始まり、その初日に早速隣市の税務署に出向くと、駐車場に入るのに道端に車列が出来ていた。 次に駐車場に入れるという時、後ろの軽トラの男性が車を降りて封筒を税務署へ持っていくのが見えた。少…

女性は職場で夫の話をする。男性は?

「復活してほしいもの」 愛情かな。子供への愛情は増すばかりで、夫への愛情は減るばかり。 我が家だけじゃない? 専業主婦志願で結婚したのに、10年専業主婦してからは生活の為に働かざるを得なかった。働いて、勉強して、資格を取って今に至っている。私が…

中古車との出会いはタイミング

今週のお題「自分に贈りたいもの」頑張った自分にご褒美を 自家用車を購入した。 スズキ スペーシアカスタム ハイブリッドXS 3年目の車検が終わったばかりの中古車が車屋さんに並んでいた。2万㎞走っていた。 360度全方位車載カメラ、ブレーキアシスト、オー…

事務所は生き方上手を学ぶ所

今週のお題「鬼」 鬼=施設長という図式もどうかと思うが・・・ 一人で皆の嫌われ役を買うのも嫌じゃないんだろうかと思ってしまう。 「家ではイライラすることも、怒る事も無いんだって。普通逆よね」と事務所の中で誰かが言った。確かにそう。「外面」は大…

仕事に行きたくない

今週のお題「現時点での今年の漢字」 「忍」「耐」 自分がまだ十分に今の仕事を完遂出来なくて、誰に責められずとも自分が一番不甲斐なさを感じている。 事務所ではパワハラ施設長と小姑的お局に疲弊している。気を遣い閉塞感で窒息しそうになりながら事務に…

「居心地が良くて働き易い」理想の介護現場

昨年末、数か月一緒に働いてくれたパートさんが退職した。 「介護助手」として入職し、掃除、食事の支度、洗濯等、身体介護以外の事をしていた。キッチンカウンターで食事を作りながらフロア自席で突然立ち上がった入居者に 「〇〇さん、ご飯出来るよ」とタ…

自宅屋外のゴミ箱に知らない携帯電話

天気は快晴。 コロナの感染急拡大を受け、約束していた友達とのランチも延期し、自宅で片付けをしていた。 勝手口外に3連のゴミ箱を置いている。 室内のゴミ箱がいっぱいになったので、外のゴミ箱に入れた。収集日に外に出したゴミと室内のとを合わせてゴミ…

「よう頑張るね」魔法の言葉

12月29日に仕事納め。 翌30日は何となく家でぐったりしていた。 息子が出かけようとしていた。隣町のイオンへ行く、と。 「行く?」と声をかけてくれたので「5分待って」と支度して車の後部座席で揺られた。自分から出かけるエネルギーは無いが、連れて行っ…

介護は我が事

クリスマス。市内に住む両親を我が家に招待して夕飯を共にした。 12月になってすぐ、母がクリスマスパーティーをいつするかと尋ねて来た。 ケーキを注文するらしい。 私が夕食を作り、母が父とケーキを持参して、一緒に食べる。 今年はクリスマスイブが金曜…

皆我慢して働いている

職場で定期的に全職員を対象とした研修がある。 今月は人権をテーマに役所から講師を招いて研修があった。 主にハラスメント、LGBTに関する内容だった。 誰よりもパワハラしてる施設長は研修30分前に所用で出掛けた。 毎朝の朝礼の時間には空気が張り詰める…

住宅ローン完済して嬉しいより安堵の気持ち

今週のお題「最近あったちょっといいこと」 住宅ローンの返済が終わった。 抵当権抹消手続きの為の資料が送られて来た。 あと一息で、名実ともにこの家土地は自分のものになる。 20年、頑張った。 半年に一度のボーナス払いでは、支給額15万円のボーナスから…

「どんな生活してるの?」入居者家族の心配

90代のらかさんは2か月前にグループホームから特別養護老人ホームへ移った。 要介護4で車椅子生活。認知症が進んで言葉の理解が難しく、グループホームに居ながら、同建物内の特養に入居申し込みをしていた。順番が来たと知らせがあった時、長男夫婦はせっか…