「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

世代による感覚の違い

春に新人職員として同系列他部署に新卒で10代のきゆさんが入職した。が、1か月位でうちの部署に異動になった。早番、遅番の仕事内容を記した紙を渡し同行を付けてここでの仕事を教えた。 無表情。言葉数が少ない。声が小さい。雑。余裕こいて立ってる事が多…

詐欺かも真面目かもしれない電話

息子と2人で夕飯を食べている途中に自宅の固定電話が鳴った。 「地域の結婚相談所ですが、お宅に独身の方はいらっしゃいませんか?」 私「私ですか? いえ、結婚はもう結構です」 そう言い、電話を切った。 食事に戻り、結婚相談所から尋ねられたから答えた…

夜勤明けと休日

夜勤が明けた。でもその日の午後職員全員を対象とした月に一度の会議がある。自身の休みの日でも出席を求められるが、出席出来ない旨を前もって伝えておけば欠席も認められる。夜勤の入り、明けにあたる職員は無条件で欠席が認められるのだが、私は立場上出…

認知症と治療のはざまで

80歳台後半のだみさんは認知機能低下が進み口腔ケアが難しくなってきている。 歯がグラグラしていたため、月に一度の歯科往診の際その歯を抜かれたのだが特に痛みもなく、食事も全介助で変わらず食べている。 息子様にお知らせすると歯科に通って義歯を作る…

怪我の功名。新しい仕事へ

長い間、股関節の痛みに耐えて仕事をしていたが、先月ついに初診を受け「変形性股関節症」との診断を受けた。職場で上司に伝えると早速今月の勤務から介護現場の仕事を減らし事務を増やすようシフトが組まれ「無理しないように」と声をかけて貰い、有難く思…

「二十歳」の力

息子が国家試験の一次試験受験の為、隣県へ出かけた。 私はその試験会場まで自家用車でドライブがてら送迎するつもりで先月から職場に希望休を申請していたのだが、コロナの心配や試験会場がJRの駅から徒歩圏内でもあり、JRを利用し息子一人で行く事にした。…

後期授業開始

高専専攻科に通う息子が学校から帰って来て、嬉しそうに話してくれた。 先輩の同級生が遊びにきた、と。 高専を本科5年で卒業し就職した先輩が、専攻科に進んだ同級生のいる研究室を訪ねて来た。好きな先輩だったから、会えて嬉しかった。自分は年が違うし…

自転車通勤してみる

今週のお題「運動不足」 先日の整形外科受診で変形性股関節症との診断が出たその場で「自転車に乗るか?」と医師に質問を受けた。 乗れるけど最近は足が痛くて暑くて乗ってないと答えた。 乗った方がいいのか、乗らない方がいいのかとこちらから尋ねたのだが…