「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

今月三度目の休日出勤

八月が終わる。 毎日のサービス残業に加え、休日出勤が3日あった。 「いつも居る」と職員に言われる。 施設の夏祭りは中止せず、公開せずに施設の中だけでこじんまりと行われた。 屋台が美味しいものを運んでくれるだけでも入居者は喜んだだろうが、我がユニ…

親の最後を考える

昼休み、今年認知症介護実践者研修に参加しているホーム長が、研修テキストを 「自由に読んで」と事務所に置いていた。 その表紙に鉛筆で小さく書いてあった言葉が気になった。 「人生 生かされている時間は 自分が自由にできる時間」 役所を定年退職後にこ…

わかさんの入院

わかさんの入院が決定した。 80代後半のわかさんは帰宅願望、幻想幻聴、作話、被害妄想があった。 耳だけじゃなく頭全体で音がすると、わかさんは幻聴を説明した。 とても辛そうだった。 無関係な人や物に立腹することが増えた。 職員だけに留まらず他入居者…

前期授業料免除決定

息子が在籍している高専から封書が届いた。 授業料免除申請が通り決定したとの知らせだった。 去年は半額免除で半額納入している。 今年度も高専機構では半額免除と判定されたが、併願していた高等教育就学支援新制度にて第一区分で採用される事が決定し、そ…

心が弱ってる

施設では3か月に一度、職員が機能訓練指導員の指導を受ける形で入居者一人一人への身体介護の仕方や日常すべき事の指導を受け書面で計画書として発行する。 今月は過去3か月分の評価をして指導員に新たに指導を受ける。 3か月前にはコロナ禍で施設は鎖国状態…