利用者が一人、他界した。 大正9年生まれの彼女は94歳。先月誕生日をデイ利用者や職員皆に祝ってもらって喜んでいた。少人数の認知症デイに属している彼女には、昔の記憶しか残っていない。「足が悪い」と外では杖をついて歩くが、自宅も施設の中も、杖な…
母方の祖母が93歳で亡くなった。 その日、母は山口の自宅から夫と共に福岡県基山の「寿○園」へ祖母に会いに行くと、役職者が名詞を出し、 「家族の意向で、面会者に会わせない契約を入所時にしている」 とのことで、会わせてもらえず、 「元気にしていますか…
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