介護職の日常

高齢者入居施設に勤める介護支援専門員の仕事と家庭。

やっと出来た予防接種

 今年はインフルエンザワクチンが不足している。

 毎年この時期に施設母体の医院で健康診断と予防接種を同時にするのだが、今年は約1か月程前にその医院で何人分必要かと職員の数を尋ねられたのだが・・・今更そんな事聞くか?と思ったけど・・・その後、各々かかりつけ医で接種するようにと通達が出た。

 特に病気をする事もなく、この施設母体の医院が私にとってはかかりつけだったのだが、それは私だけではなかったようだ。

 他の職員も慌てて近隣の病院に電話で問い合わせたが、5件かけて5件共ワクチン不足で断られたとか言っていた。今年だけは接種出来なくても仕方ないよね・・・では済まないらしい。ある日、知らなかった医院の情報がプリントアウトされ「ここはあと少しワクチンがあるらしいから接種を受けに行くように」と通達された。業務時間中でもいいから受けに行けという。この人員不足の惨状を知っていたら言えないセリフだ。

 昼休みに電話をし、次の休みに予約が取れた。上司から尋ねられ、予約が取れた事を告げると「よし、チェック」と全員受けるまでチェックをする様子。

 そこは個人が経営する内科で、女医さんだった。

 受付の方も全身青いビニールをまとい、ビニールキャップ、マスク&フェイスシールドの完全防備。お金を受け渡すトレイは度々消毒され、開院から1時間も経っていないのに受付のガラスを拭いていた。ちなみに4600円。領収書は施設で回収され後日払い戻される。

 接種直後、手がしびれていないか確認された。

看護師「お風呂は入ってもいいけど、患部をこすらないようにね。お酒は飲む?」

 私 「はい」

看護師「え? 飲むの?」

 私 「はい。飲みます」・・何でそんなに驚く?・・

看護師さんが改めて私の傍に腰を屈め、私の目をじっと見て

「じゃあ、今日は350のを1本だけね」

 

 今日だけは飲みませんでした。

 ほうじ茶にしました。

 あした飲みます。