「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

今週のお題「ゴールデンウィーク」

・・・終わってしまった。ゴールデンウィーク・・・
 介護職には悲しいかな祝日がない。つまり週休2日だけ。
 自分の勤める施設だけかと思っていたのだが、国で決まっていると聞き、どうしようもない。せめて営業はしても祝日の分の休みをどこかで取得出来れば不満はないのだが。

 週休2日とはいっても、1日から月末、つまり今月は31日までの出勤カレンダーが出来た時、その月の土曜日の数ほど週中に休みがもらえる。つまり今月は4つである。
 今月は半年に一度の健康診断を受けることになっているので、その日も「休日」扱いになる。
 来週、子供達の学校行事が火曜と土曜にあるので休みを申請し、来月にまたがる最終週に健診となっているので、今月の休みはあと1つしかない。結果、今週と3週目が月曜から土曜までの6連勤となった。

 今週はゴールデンウィークだから、何曜日に休みをもらってもいいと思い、希望休日を指定しなかったら・・・なかった・・・
 まさかの・・・なかった・・・
 ・・・ショックだった・・・
 
 驚いたのは、利用者の数がほとんど変わらなかった事。家族の用事とかないのか。逆に
「助かりました」なんて言われたり。
 先日の新人研修で、
「デイに来る人は嫁姑争いに負けた人。優しく大切に接しなくてはいけません。」と講師が言ったのを思い出した。
 
 おそるべし、嫁。

 休日には、子供達をどこかに連れて行ってやりたい自分と、ゆっくり休みたい、家の中を片付けたい自分とが葛藤する。
 
 毎夜7時や8時に帰る、虚しいゴールデンウィークだった。