介護職の日常

高齢者入居施設に勤める介護支援専門員の仕事と家庭。

親しき中にも距離と礼儀あり

職場のグループラインを作った事が裏目に出てしまった。

 アイコンやホーム画面、SNSまで見られるようになった事が、吉と出ればよかったのだが、凶と出てしまった。

 私もネットの恐ろしさを身をもって知る事となった。

 職場内で分裂が起きた。

 心を病み、対人恐怖症になった職員、出勤出来なくなった職員。

 出勤して来ても明らかに辛そうで、かける言葉が見つからない。何となく会話がぎこちなくなる。

 

 仲がいいから結束を深めようと作ったはずのグループラインだった。

 実際、皆が皆を思いやるラインが回った事もある。

 交代勤務で会えなくても繋がってる実感があった。

 

 ・・・なのに・・・

 

 各々の家庭の事情や気持ちも気さくに話し、その事情を考慮しながら皆で助け合っていたつもりだった。でもこんな事があると、公と私は完全に分離した方がいいのかもしれないとも考える。

 誰に対しても適度な距離感は必要だと、あらためて学んだ。踏み込んではいけないラインがあるのだ。仮に知ってしまっても、表に出さない大人の対応も。

 

 更に激務となり、公休返上、時間外勤務増し増しになった。

 職員の退職が出た為、人員不足で今月の公休を翌月に持ち越す事も出来ず、買い取られる事となった。

 勤務表は書き換えの上に書き換えとなり、隣ユニットから職員を借りて凌ぐ日もある。その日、翌日の勤務を見て時間外や出勤を申し出ている。そんなやり取りをする上でラインや個人メールは電話より手軽ではある。

 

 働く為には体の健康もだが、心の健康が大切だ。

 我も人も気持ちよく働く為に、今自分に出来る事は何かと自問自答している。