「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

今月三度目の休日出勤

八月が終わる。

 毎日のサービス残業に加え、休日出勤が3日あった。

「いつも居る」と職員に言われる。

 

 施設の夏祭りは中止せず、公開せずに施設の中だけでこじんまりと行われた。

 屋台が美味しいものを運んでくれるだけでも入居者は喜んだだろうが、我がユニットはリーダーの発案でダンス披露となった。e-girls。何故私をメンバーに入れた!? 自宅でユーチューブを見ながら練習し、交代勤務の都合をつけて合同練習もした。

 当日午前中に2人認定調査の予定があったのを「巻いて」終わらせるよう指示を受けていた。そして大急ぎで衣装、メイク、踊りの段取り・・・それも大切な仕事だけれども・・・非日常を楽しんだけれども・・・そんなこんなで当日は勤務表に表示されている「事務」の日、事務机の前に座れたのは退勤一時間前だった。月に3日しかあてがわれない貴重な「事務」の日に山積みの事務が出来ず、やむなく休日出勤を申請したのだった。

 なるべく最低限の時間で終わらせるようにと言われた。

 残業や休日出勤は推奨されない。

 でも仕事はある。

 たいていは夜勤中に事務を進めるのだが、今月は9人分の支援計画を作成するためのモニタリングが下旬になったしまった為に、自分の勤務ではその作成、発行が月末に到底間に合わなかった。

 

 職員同士のつながりや仕事以外の顔が見えて、行事の為にちょっと一生懸命することがあるのも悪くない。