介護職の日常

高齢者入居施設に勤める介護支援専門員の仕事と家庭。

今週のお題「こんな“ひみつ道具”がほしい!」

雑務に追われ、昼休憩の時間が押してきた。

 ようやく切りをつけ、大急ぎで食事をとりに行った。
 開きを開けて、
「いただきまーす!!」
と言ったものの、あれ? 私の食事は?
「はいどうぞ!」
と厨房の奥から返事が聞こえたものの、食事は見当たらず。

 出勤簿と昼食の申請簿を確認。確かに○がついている。


 厨房に確認すると、
「一人休みだから一人分破棄したから足りなくなった?いやいやそんなはずは・・・云々・・・」

 とにかくその場に食事が無いのは事実なので、買いに行くことになった。

 
 受付に
「食事買いに行ってきます」
と告げて駐車場へ走ると、自分の車の後ろに駐車車輌。えーっ!

 
 車を動かす事を諦め、駐車場前の喫茶店でパンを売っていると聞いたことがあったので、初めて行ってみようと思いきや、
「本日店休日」の立て看板。まじか!

 
 受付に戻り、窮状を話すと、
「あれ乗って行きィ」
と、軽四送迎車の鍵をくれた。

 ありがたいけどありえんやろ。と思いつつ、送迎車で一番近いコンビニに行って弁当を買い、大急ぎで戻ったが、休憩時間は残りあと5分。わお!


 「少しくらい遅くなってもいいよ。」
との有難い言葉に、ラップを外して蓋を開け、しょうゆをかけ始めたとたん、
「ごめん!!  客が来る!!」

 
 つまり部屋を空けろとのお達し。

 窓の外に、タクシーが玄関に着いたのが見えた。
 もう来てるじゃん!!

 大急ぎで開けた弁当にふたをし、コップに注いでいたお茶だけ飲んでテーブルを拭いて部屋を出た。


 かくして弁当は夕飯に食べた。
 

 こんな時、助けてくれるひみつ道具って、何?