「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

今週のお題「ケータイ・スマホと私」

高校入試の合格をその目で確かめるや、その足でショップに直行、スマホを契約したわが娘。「お譲ちゃん」などと呼ばれるが、もったいないので「ちゃん」は省く。「お嬢」で上等。
 
 それからのお嬢はとりつかれたようにスマホと格闘し、2ヶ月経った今はすっかり体の一部となっている。入学説明会でも親が子供の携帯や使用状況を管理するようにと言われたが、親よりも子のほうが詳しいからどうしようもない。ショップで、かけるフィルターを選ぶのも言われるがまま。くれぐれも変なサイトに行かないよう、言い聞かせるしかなかった。

 高校は厳しくて、8:25の始業から16:00の終業まで電源を切らなくてはならない。バイブも禁止。ブーと音、振動とも見つかると理由を問わず一括取り上げ1週間。反省文を書いて提出する。2回目以降は本人と合わせ、親も一筆書いて提出しなければ大切なスマホを返してもらえない。
 可哀相なのは、先月の北朝鮮のミサイル(?)打ち上げのアラーム。災害登録していた携帯、スマホは、電源を切っていても鳴っている。これも取り上げられた。当然不満続出なのだが・・と、後日PTA総会で話された。そんな時間に鳴っても、本当に飛んでいたらミサイルはとっくに通り過ぎていたか、着弾後だったような時間じゃね?

 逆に自分は携帯電話で必要最低限の電話とメールだけをしている。自分に自信がないのでショップで各種フィルターをかけてもらった結果、子供の塾からの一括メールが登録出来ない。
 文明の利器についていけなければ結局のところ自分が生き辛い世の中になってしまうのかもしれない
 ・・・やれやれ・・・