「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る元介護職兼介護支援専門員の日常

自宅屋外のゴミ箱に知らない携帯電話

 天気は快晴。

 コロナの感染急拡大を受け、約束していた友達とのランチも延期し、自宅で片付けをしていた。

 勝手口外に3連のゴミ箱を置いている。

 室内のゴミ箱がいっぱいになったので、外のゴミ箱に入れた。収集日に外に出したゴミと室内のとを合わせてゴミ収集所へ出しに行く。

 朝晩ひどく冷えるが、日中日が差すと暖かい。

 外のゴミ箱がひどく汚かったので、ちょっと掃除することにした。

 普段ほぼ空の状態で放置している。正直言ってあまり触りたくない。

 底に古い使用済み電球を入れてるような箱があった。いつからそこにあるのか分からない。私が随分前に点かなくなった電球を入れたかな、くらいに思っていた。ちょうど他にも切れた電球をゴミに出そうと纏めていたので、その箱を開けてみた。

 ぼろきれ。

 引っ張ると、金属のキーホルダーが出て来た。

 ?

 キーホルダーを引っ張ると、ガラケーが出て来た。キーホルダーも携帯もとても綺麗だった。

 どうすべき?

 docomoへ持って行ったら持ち主の手に戻るかもしれない。でも夫は「盗品っぽいな」と言い、近くの警察に届けに行った。

 どういう事?

 どうしてそこにそれがそんな姿で存在してるわけ?

 勝手口は裏の道路に面しており、その間1m程なので、高さ1m位の柵ごしにドア横のゴミ箱に手を伸ばして物を投げ入れる事は可能だろう。

 でもそんな事考える?

 いつからそこにあったんだろう?

 困ってる人がいただろうに。

 持ち主の手に届いて欲しいけど、警察に届けた時点で、何となく届かない気がする。

 どうすべきだったんだろう?