介護職の日常

高齢者入居施設に勤める介護支援専門員の仕事と家庭。

自分にご褒美 自分で買う

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

 先月、今月の希望休を職場に申請する為に息子に尋ねた際、「8日」と言った。車を使いたいというのがその理由だった。そして私はその日に希望休を取った。任天堂Switch発売日だった。

 休みになると外出の予定が出来るもので、私も日中車を使いたい。朝息子を学校へ送る。そして夕方学校へ迎えに行き、その足でSwitchを予約している電器店へ一緒に行った。

 息子は初めてカードで買い物をするらしく、緊張モードだった。

 カウンターで店員に席を示されて座りながら、少し後ろに立っていた私に、隣の椅子に座るよう促してくれた。ちょっと嬉しい。

 受け取った商品を大事に抱えて、息子は高揚していた。

 帰宅して私は夕飯の支度をする。

 息子はSwitchの箱を開け、セッティングする。

「すっげー興奮する! 就職決まった時以上に興奮してる!」と言いながら、本当に嬉しそうにテレビやスマホに繋いで初期設定している。ご飯が出来ても

「ちょっと待ってね。5分待って」

と言い、顔を紅潮させながらセッティング。5分じゃ終わらない。

 焼きあがった餃子を私独りで食べ始めた。次に焼いている餃子を息子が食べればいい。

「今日この時の為に俺は頑張って来た」と息子は言った。

「まあ、これまでも、ちょくちょく欲しい物買ってたけどね」続けてそう言い笑った。

 ご褒美は必要よね。私も来月で20年の住宅ローンを払い終えるから、少し楽になる。学費も今回で最後だし。次のボーナスは住宅ローンは無いけど、冷蔵庫買う事になるだろうね。これまで、支払いの為に稼いできた。・・私がそう言うと、

「母さんも何かご褒美が要るね。ちょっと遠出して美味しい物食べに行く? 旅行でもいいんじゃない? 色々頑張ってきたし」

 ・・瞬殺・・ありがと・・

 振り返ればこの10年、私は必死だった。

 10年前、娘と息子は中学生と小学生だった。

 家族を養うって、大変な事だ。

 世の中のお父さん、お母さんはすごいと思う。

 食べる、寝る、学校へ通う、部活をする、進学する・・・自分が学生の頃には当たり前と思っていた事だが、今立場が変わると「当たり前」ではなかった。

 十分に目も手も金もかけてあげられなくて、申し訳なく情けなかった。それでも子供達は自分達の力で育っていった。色んな思いがあるに違いない。

 10年で変わった事は、子供が成長したこと、私が年をとったこと、家が古くなったこと。

 変わらなかったのは、体重かな(笑)

 そしてこれからも変わらないのは、働き続けなければならないこと。これからは私自身が生きる為に働くんだね。世の中は変わらないし、月々15万円の給料が上がるとも思えない。・・上がってほしい。

 10年前にはこのブログを始めていた。読み返せばあの頃が蘇る。

 10年後にまた読み返す時、どんな自分になっているだろう。