「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

老後の資金なんてありません

興味深いタイトルの映画が上映されます。

老後の資金がありません。

今の私には現在を生きる資金もないのです。

食べる為に、出す為に、暮らす為のローンを払う為に、働いています。

医療費は高くて払えないので、健康には気を使いますし市販薬が頼りです。

それでも息子には進学して欲しいと思っています。

でも当の息子は頑なに就職を希望しています。

きっと我が家がもっとお金持ちだったら進学すると思います。

毎日へとへとでボロボロで、いつ倒れるか分からない、この頼りない母親が、息子を就職希望へと心理的に導いてしまっているのだと思います。

処遇改善加算を適正に配分して頂きたいです。

今の介護職は、ナイチンゲールの時代の看護職みたいな感じでしょうか。

いつの日か、日の目を見る時が来るのでしょうか。