「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

学びと葛藤

 実践倫理宏正会という全国組織がある。ファミリーのつどいと題された大会の会場に県内各地から大型バスが次々に到着する。さすが倫理を学ぶ方々ばかりが集うとすごい混雑の中でも混乱はなく、整然と着席するに至る。

 熱心に学ぶ親しい会友さんから年に一度の大会に誘いを受けて講話を聴きに行く。毎回思うが、国を治める偉い方々が実践すれば日本はどんなにか良い国になるだろうに。

 ・・・なんて、他人に不足の思いをしてはいけないという教えを学んだばかり。

 

 家庭愛和は夫婦愛和から・・・これが難しい。ならば夫婦で学ぶのが近道だ。自分だけが我慢を強いられるのは辛い。いやこの考え方自体が間違っている。

 今日の自分を省みる事を自分に課してみようと思う。

 過去の自分を反省し、明日の幸せの為に今日を精一杯生きる。

 ・・・でも給料は増えない。あくまで精神論。

 ダメだ。まだまだ未熟な自分ばかりが見える。