「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

気を遣う

主任が休みの為、今年還暦の職員が一緒に仕事だった。
 
 教えてもらうことが多い。
 それってどうなん?? って思うこともあるが、自分がいいと思うことだけを真似ればいいと言われる。

 帰り際、「ちょっと冷たいものを飲もう」と言われ、紅茶をご馳走になった。更衣室が近いので、たまたま着替えに来た職員も誘って少し話し、片付けて車に向かう途中、
「たまにはこうやって無駄話でもして帰ったほうがいいよ」
と言われ、確かに職員同士の距離が縮む気もするからいいんだけど、他の職員の悪口はつきもの。
 つまりそういうことすると同じように叩かれるってことね。

 そして車に乗る直前、
「主任にも気を遣ったほうがいいよ」
と。

 これには驚いた!!

 今以上? これ以上? 気を遣えと??

 はあ??

 相当遣ってるんですけど。

 ってか、気を遣わずにはおれない人なんですけど。


 つまり、主任も何かにと他職員に私の事をこぼしているって事ね。私本人に言わずに、どこで何を言ってるんだか。

 私は他人の事をあれこれ言うのは好きじゃないので、よほど良い事でなければその場に居ない人の話をしない。だけど、口が立つ人とか、あちこちで言いふらす人って、どこの世界にもいるもので、そういう人って得なんだろうなぁと思うことが多い。っていうか、私は損な性格だなぁと思うことが多い。
 
 ああ、女職場って面倒・・・