「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

今週のお題「私の節電術」

半年の職業訓練が終わろうとしている。最後の試験を終えて、レポート提出と評価を待つのみとなった。ひとりの脱落者もなく、連帯感さえ芽生え、実り多き訓練だった。
 まだ寒かった3月に座学が始まり、蒸し暑い梅雨を越え、一番暑い時期を実習で過ごしたおかげで、自宅で季節の辛さを感じることなく、体調を壊すこともなく、夏を終えられそうだ。
 最近はやりの緑のカーテンは夏に間に合わなかったため、自宅では出窓によしずをたてかけ、小さかった朝顔ときゅうりをそのまま這わせてみると、これがなかなか良かった。朝に夕によしずごとホースで水をかけることで室内に入る風が涼しく感じられる。よしずにくっついてきゅうりは育ち、ネットとついたてだけよりずいぶん丈夫でもある。
 一石何鳥!?
 実習先3箇所で、ずいぶん評価は違った。
 最後の実習先で所長に
「負のイメージが強すぎる。教えたことができない」
と散々に言われ、ひどく凹んだので、面接を控えていたこともあり、学校で先生に「どうすべき?」と尋ねると、
「最初の自習先からは『ソツなく、丁寧に対応していた』と高評価だった」
と逆に驚かれ、結局分からない。
 その面接は昨日終わり、来週その結果通知がある。心がけたのは、笑顔。
 来月から働きたい。
 自宅に居ないのが何よりの節電になる。