「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

世界チャンピオンの言葉

年に一度、講師を招いて空手の強化練習がある。
 今年は現在山梨で空手塾を開く元、現、二人の世界チャンピオンを招いての特別練習。 
 開会式での挨拶で言われた覚えておきたい言葉を記しておく。
 塾長である元選手の言葉。

  • 成功のためには失敗はつきもの。1回や2回、10回負けたくらいで辞めないこと。敗因をつきとめ、成功へと結びつけることが大切。ここで飛行機を発明したライト兄弟を例に取り、何千回、何万回と飛行実験を繰り返して成功を掴むまで諦めずに続けたことの大切さを話された。
  • 具体的な目標を紙に書いて見える所に貼り、毎日見なさい。 

 
 塾長の教え子で現選手の謙虚な挨拶に感慨を覚えた。

  • 何の素質もない選手だった自分を、「君なら出来る」と師に導かれて今の自分がある、と。
  • 師を信じ、自分を信じ、必ず勝つと心に決めて試合に臨んでいる。
  • 今日は共に頑張りましょう、と。 

「楽しかったよ」
と一日の稽古を終えて帰った小学6年の息子に紙を渡し、
「目標を書きなさい」
と言うと、
「めんどくさい」
・・・・・何を習ってきたのやら・・・・・