「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

今週のお題「20歳」

デイサービスでは、毎日午前、午後のレクリエーションがあり、前もってそのネタを考え、準備し、実施する。当然時事ネタが多く、特に今月は福笑い、羽根突き、書初め・・・とネタが目白押し。
 その一つ、成人の日に合わせ、職員の懐かしい写真を利用者に見せて「この人だあれ?」というのをやることになり、職員それぞれが子供の頃や成人式の頃の写真を持ち寄った。中には白黒写真もあり、その写真の色あせ具合にも時代を感じさせる。
 実家で探し当てた成人式の日の写真は、19歳の自分。改めてみるのは気恥ずかしい。学生だった。
 職員同士が見合って笑っている。
 改めて驚いたのは、見合って笑っている中にいた副主任が、この翌年に生まれたってこと! 少なからずショック・・・あれからまた20年・・・二度目の成人式してないよ!?
 利用者の中には4度目、さらに5度目にもなる年齢のツワモノもいる。胸中複雑・・・