「生きる」を考える

斎場にて人生の終焉を見送る 元介護職 兼 介護支援専門員の日常

今週のお題「夏休みの宿題」

6ヶ月の職業訓練も終盤に差し掛かり、座学の集大成、施設実習に通う。10日間のグループホームでの実習を終え、現在同じ系列の病院が経営するデイサービス実習4日間のうち3日間を終えた。
 何が困るといって、セクハラ部長のしつこい詮索。
「どこから通ってるの?」
 これくらいはいい。
「ご主人はどこに勤めてるの?」
「どうやって知り合ったの?」
「なんで結婚したの?」
「どこの大学? 学部は?」
 そろそろ頭に来た。
「聞かないでください!!」
と何度言ったことか。
 利用者の送迎の車で全員降ろした後で、間をおかず見ているのは運転のために周囲の様子だと思っていたのだが、
「べっぴんだね。俺が大学時代に付き合っていた子とちょっと似てる」
 そこから昔の女性遍歴から今の奥様とのことまで聞かされ、
「主人と出会う前に付き合ってた人とかは?」
 そろそろ許せなくなる。
「だから、もう聞かないでくださいって!!」
 ・・・あと一日・・・
 訓練修了と同時に資格を取得するためには、施設での実習評価は大きい。まあ、嫌われるよりいいかもしれないけど、ここが10日間じゃないのがせめてもの救いだった。
 このあと8日間の夏休みを経て、残り一つ実習に行き、その後学校に戻って最後の学科試験を受けることになっている。450ページのテキスト1冊が試験範囲。
 頑張る!